お元気してますか。《住まいるドクター》です。
さて、皆さん、将来の資産運用については常々どのようにお考えですか?
株、債券、投資信託、ゴルフ会員権、骨董、絵画、古美術その他色々有りますが、今回は不動産投資について考えてみたいと思います。
従来からよく言われている「分散投資」の原則。その中の有力な投資法のひとつである「不動産投資」。
その前に「投資の目的」は大きく分けて次の2種類が有ることは皆さんも良くご存知だと思います。
1. 元本を増やす投資(キャピタルゲイン)
2. 配当や賃料等を得る投資(インカムゲイン)
実に明確なことですが、これを失敗無く後悔せずにやり通すことは以外に難しく度胸もいります。
小生も不動産の運用が大好きです。
職業柄、以下のような方法にて投資を行なうケースも多々ありますので、ここに簡単にご紹介します。ご参考までに。
投資手法1
不動産投資の場合、購入代金の全額を自己資金として用意する必要がありません。
例えば3,000万円の物件を購入する場合、自己資金500万円だけでも(その他の諸費用は除外)購入可能です。
金額によっては、自己資金ゼロでも全額ローンが可能なケースもあります。
《具体例その1》
ここでは、税金や諸費用を無視して解りやすいケースで考えて見ます。
物件価格:3,000万円
想定年間賃収入:500万円
単純利回り:16.6%(年間収入÷購入価格)
購入価格からみた単純利回りは16.6%です。
しかし、この場合の調達自己資金500万円で利回りを見るとどうなるでしょう?
500万円÷500万円=100% となります。
このケースの場合、当初の自己資金500万円を1年で回収して、また同金額を次の物件に投資できます。 すごいですね(ただし、空室のリスクや掛かる経費はここでは無視します)!
とはいえ、上記のように空室リスクやローン返済分、諸費用等が発生影響しますから、実質の利回りはそうはいきませんので、このことを念頭に置くことが大事です。
でも、これを他の投資法で実現するのは至難の業ですから、その意味では大変魅力的な投資法ですね。
自己資金さえ回収できれば後の期待利回りは相当なものが有ります。これが不動産投資の大きなメリットです。
ただし、これは安定して借りる人がいるケースで、常に満室になるというわけではありませんから、そこのところの見極めが重要でまたそれが不動産投資の一番大事なノウハウなのです。
そこのところは別の機会にお話したいと思います。